弊社の信念や基本的価値観が、育児休暇や同一賃金、ハラスメントに対する厳正な措置など、弊社の社内規定の多くを支えていることは、以前にもお話ししました。私たちの業界においてサステナビリティの意識を向上させ、その導入を推進するためには、正しいことを行い、社会と環境の前向きな変化を促すことに貢献する企業が最終的に成功する、と弊社は信じています。なぜなら、従業員のモチベーションを高め、効果的にサポートすることができる企業は、より優秀で多様な人材を引き付けることができ、また全体的な生産性も向上させることができるからです。
今日は一歩離れて、このことが実際にどのような意味を持つのかについて、弊社のチームが自身の個人的な経験をお伝えしたいと思います。
このエピソードでは、次の点についてご紹介しています。
- 育児から職場復帰する社員をサポートする環境が、いかに適しているか
- コミュニケーションが顧客との関係に与える影響
- 社会と環境を支援する取り組みによって、従業員がどのようにモチベーションを高めているか
持続可能性を支える
協力的な職場環境は、従業員のモチベーションを高めるだけでなく、コミュニケーションを向上させ、顧客との関係にも良い影響を与えます。スカニアのようなサプライヤーであろうと、デルモンテやマクドナルドのような最終顧客であろうと、弊社のネットワークが弊社のコア・ミッションに沿ったものであるようにしています。そうすることで、弊社の成功がポジティブな影響をもたらすことがわかり、また同様に、サステナブルであることにより他の企業も成功していることを示すことができるのです。
女性に対して尊厳と敬意をもって接する
子育てをしながら職場復帰する女性に対しては、その能力を信頼し、本人が達成できることを尊重したキャリアパスの可能性を示すことが重要だと考えています。日本では、直接的ないしは間接的に、職場において疎外されていると感じ、キャリアパスを断念し、自分のせいではないのに仕事を減らしたり退職したりする女性が少なくありません。多様で女性にやさしい職場は、社会にとっても経済にとっても不可欠です。SVLは機会均等雇用主であるという自負を持っており、最終的には、日本がこの問題にどのように対処するかについて、ポジティブな大きな変化の波を起こすことができるよう目指しています。