私たちにとってSDGsとは

May 07 2021

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私たちSVLは、持続可能な開発目標 (SDGs) について度々お話ししています。私たちにとってSDGsは、単なる流行語ではありません。その言葉には、企業としての私たちの在り方、そして従業員やその家族、社会、私たちが暮らす世の中のために、より良い世界を作ることに積極的でありたいと願う私たちの思いが込められているのです。

以下に、国連経済社会局の発表をご紹介します。

「2015年にすべての国連加盟国によって採択された 持続可能な開発のための2030アジェンダは、現在から未来に向けて、人間、地球平和および繁栄のための共通の行動計画を示しています。その中心となるのが17の持続可能な開発目標(SDGs)で、先進国、途上国を問わず、すべての国がグローバルなパートナーシップのもとで行動を起こすことを緊急に呼びかけています。加盟国は、貧困やその他の窮乏に終止符を打つには、健康や教育を改善し、不平等を是正し、経済成長を促進する戦略と同時に、気候変動問題にも取り組み、海や森を保護することが必要であると認識しています。」

17の開発目標は次のとおりです:

すべては、1992年にリオで開催された地球サミットで、178カ国が採択した「アジェンダ21」から始まりました。このアジェンダ21は、人類の向上と環境保護を目的とする持続可能な開発のためのパートナーシップを構築・強化する包括的な計画でした。それでは、最新の2015年版SDGsは、私たちの日常生活にとって、そして子どもたちや未来の社会に引き継ぐべき地球にとって、なぜそれほど先進的で革命的なのでしょうか?

マンチェスター大学のレポートによれば、最新版SDGsが先進的で革命的だと考えられている理由は、大きく分けて2つあります。1つ目は、

「SDGs 17の目標は、『普遍的で、不可分で、相互にリンクして』おり、『先進国にも途上国にも明確に適用される』ことです。所得格差、金融規制、労働者の権利、食品廃棄物、化石燃料への補助金、持続可能な生産と消費などの目標は、先進国にとっても貧困国にとっても大きな課題です。成果を測る指標やランキングが必然的に作成されたとき、不平等や肥満、持続可能な生産への取り組みにおいて、どの国がより優れているか見ものです。アメリカかキューバ ?イギリスかコスタリカ ?日本か、はたまたケニアでしょうか ?」

カール・デス、2015年8月 (国際政治経済学の講師)

そして2つ目は、これらの目標が、開発の本質に関する普遍的なビジョンに対して、重大な挑戦状を突き付けているということです。ここでいう「開発」の概念は、すべてを網羅しています。SDGsは、気候変動、持続可能な生産と消費、海洋と森林の保全、そして自然の権利を守ることを目標としているのです。

SVLは物流業者として、これらの目標を非常に真剣に受け止めており、私たちのビジネスモデルと信念の核心において、今までの多くの物流業者が負のイメージを纏わされていた事を払拭していく行動がとても重要であると考えています。私たちが住む世界をより良い安全な場所にするため、そしてついにはすべての人が平等になる場所にするために、自らお手本となり、従業員や同僚、お客様やパートナーと教え合い、協力し合います。